忘却曲線と復習のタイミング

忘却曲線と復習のタイミングを上手に利用すると、勉強時間が1/3になって、覚えている量は倍増します。

忘却曲線とは、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線で、心理学者エビングハウスによる研究のものが有名です。

20分後には、節約率が58%であった。
1時間後には、節約率が44%であった。
中略…
1ヶ月後には、節約率が21%であった。
と言う実験結果です。

この結果からわかることは。
・復習は早いタイミングの方が必要な時間が減るんです。
・人はすごい勢いで忘れています。20分後には42%忘れ、1ヶ月後には79%忘れている。

また、反復すれば記憶が定着することは皆さんもご存知ですよね。これらを組み合わせて、適切な復習のタイミングとそれに使う時間、その時の記憶率を現したグラフが、図のようになります。

黒の線は復習をしなかった場合の記憶率、
オレンジの線が、適切な復習を行った場合の記憶率。

1時間の授業を受けて、1日後に10分、1週間後に5分、1ヶ月後に2-4分(間を取って3分としましょう)の復習を行うだけで記憶はかなりの効率で定着していることがよくわかります。

この通りにやれば、1時間の授業の復習がたった3回、合計時間はわずか18分で足りるんです。すごくないですか?

これを知っていて実践する人と、そうでない人の間には、「何倍もの学習効率の差」があることはグラフからもよくわかります。

あなたも今日から、ぜひこの方法を実践してほしいです。

一番大事なのは実践することですよ!
知っていても、実践しないのでは何の効果もありませんから。。。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

まずは無料体験説明会をお申し込みください。

お問い合わせ・無料体験お申し込み。